TOYOのOBSERVE GIZ2はBRIDGESTONEなどの大手メーカーのスタッドレスタイヤと比較すると装着している方が少ないため、性能や評判が気になっている方も多いのではないでしょうか。
BRIDGESTONE VRX3の方が人気の為、評価などを確認しやすいので安心
TOYO OBSERVE GIZ2の評価やレビュー
山道でスリップせずに走行できたとの評判
山道での走行は過酷ですが、スリップせずに走行できたという評価があります。
今日の番所坂は結構厳しめだったけど殆ど空転することもなく登り切りました。良いスタッドレスだと思います。#OBSERVEGIZ2#トーヨータイヤ pic.twitter.com/W5AMe1HqJP
— ニャンジ床引き&スクワット (@van5h7i6r3o) January 9, 2023
ドライ路面での安心感が有るという評判
スタッドレスタイヤというとアイスバーン路面や雪道での性能に注目しがちですが、OBSERVE GIZ2はドライ路面やウェット路面での性能も悪くないという評判があります。
そういえばトーヨーOBSERVE GIZ2の雪走った感想なんですけど
わかってはいたけどVRXより滑るね
ただし滑り出しがわかりやすいし制御はしやすいと思う
一気に滑る感じじゃなくて徐々に滑り出す感じ?
あと舗装路の走りはスタッドレスの中ではかなりいい方だわ
なので関東平野部の人ならいいと思う— だんきー (@qr25ej20) December 27, 2022
TOYO OBSERVE GIZ2は氷上で効かないのか?
装着している方が少ないと氷上や雪上で効かなくて制動距離がのびてしまったり、滑りやすいといったリスクがありますが、OBSERVE GIZ2は従来モデルと比較するとそれらの性能は向上しています。
非対称のタイヤパターンや吸着3Dサイプなどの効果によって氷上性能が向上しています。
TOYOの検証によると従来モデルのOBSERVE GIZと比較してアイス制動性能は指数で8%短縮しています。
また、吸着クルミゴムによって年数が経過しても氷上での摩擦力低下を抑制しています。
ウェット性能も従来モデルと比較して向上している
上記の技術以外にも3連ブロックやコンビネーションブロック、ファーストエッジ加工など様々な技術を採用することによって、ドライ路面とアイス路面での性能を両立しています。
ウェットでの性能も向上しており、TOYOの検証によるとウェット制動性能はOBSERVE GIZと比較して指数で18%短縮しています。
TOYO OBSERVE GIZ2と他の国内外スタッドレスタイヤとの比較表
比較条件:タイヤサイズが195/65R15の場合
値段は当サイト調べで複数店舗の平均価格(税込)
メーカー | ブランド名 | 1本あたりの値段(税込) | 販売開始時期 | ロードインデックス | 速度記号 |
TOYOTIRE | OBSERVE GIZ2 | 約17,200円 | 2020年8月 | 91 | Q |
↑ | OBSERVE GARIT GIZ | 約10,600円 | 2014年8月 | 91 | Q |
YOKOHAMA | iceGUARD IG70 | 約20,400円 | 2021年9月 | 91 | Q |
↑ | iceGUARD IG60 | 約13,100円 | 2017年9月 | 91 | Q |
PIRELLI | ICE ZERO ASIMMETRICO | 約7,700円 | 2022年7月 | 91 | T |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX3 | 約23,100円 | 2021年9月 | 91 | Q |
↑ | BLIZZAK VRX2 | 約17,500円 | 2017年9月 | 91 | Q |
KUMHO | WINTERCRAFT WI61 | 約6,800円 | 調査中 | 91 | R |
DUNLOP | WINTER MAXX WM03 | 約18,800円 | 2020年8月 | 91 | Q |
↑ | WINTER MAXX WM02 | 約13,100円 | 2016年8月 | 91 | Q |
MICHELIN | X-ICE SNOW | 約14,000円 | 2020年8月 | 95 | T |
Continental | NorthContact NC6 | 約11,600円 | 2019年9月 | 91 | T |
GOODYEAR | ICE NAVI 8 | 約16,600円 | 2021年8月 | 91 | Q |
↑ | ICE NAVI 7 | 約13,200円 | 2017年8月 | 91 | Q |
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3より値段が安い
OBSERVE GIZ2はTOYOの最上位モデルのスタッドレスタイヤでありますが、価格が安いのがメリットです。
タイヤサイズが195/65R15で比較した場合、BLIZZAK VRX3より2割以上安いです。
OBSERVE GARIT GIZはさらに値段が安い
値段が安い日本メーカーのスタッドレスタイヤを購入したい方はOBSERVE GARIT GIZもおすすめです。
値段はOBSERVE GIZ2と比較すると約4割安く購入することが可能です。
ただし、OBSERVE GARIT GIZの発売時期は2014年ですので、今日まで性能が高いスタッドレスタイヤが色々と販売されています。
ですので、日本のメーカーにこだわらない方で値段が安いスタッドレスタイヤを購入したい方はPIRELLI ICE ZERO ASIMMETRICOなどを検討することをおすすめします。
KUMHO WINTERCRAFT WI61の値段が安い
値段が安いスタッドレスタイヤを購入したいという方はKUMHO WINTERCRAFT WI61もあります。値段はOBSERVE GIZ2と比較すると半額以下で購入できるのがメリットです。
しかし、TIREHOODなどのユーザー評価を確認すると点数が低いのが気になります。
アジアンスタッドレスタイヤだとNANKANG AW-1もおすすめです。PIRELLI ICE ZERO ASIMMETRICOと比べると値段は高いですが、オートウェイでタイヤを購入し、取付店(業者)に直送すると送料が無料になるのがメリットです。
ですので、そのようなコストも考えるとNANKANG AW-1の方が安くなる可能性が高いです。
実際に私がNANKANG AW-1を購入したレビューも公開しているので、参考になれば嬉しいです。
・ナンカンAW-1を2シーズン北海道で使用した評価【オーナーレビュー】
MICHELIN X-ICE SNOWは最上位モデルで値段が安い
国産メーカーに拘らないという方はMICHELIN X-ICE SNOWもおすすめできます。
海外メーカーですが、MICHELINはBRIDGESTONEと販売本数で1位を争うくらい実績のあるメーカーですので安心です。
値段はOBSERVE GIZ2と比較すると約2割安い値段で購入できます。
また、海外メーカーのスタッドレスタイヤとしては装着している方も多い為、評価なども多く確認できるので安心と言えるのではないでしょうか。
値段が安い国産スタッドレスタイヤがほしい方におすすめ
BRIDGESTONE VRX3やYOKOHAMA iceGUARD 7は評判が良い各メーカーの最上位モデルでアイスバーン路面やスノー路面の性能も高く評判が良いですが、値段が高いというのがデメリットです。
かといって海外メーカーのスタッドレスタイヤはなんとなく性能が悪そうなので心配だという方も多いでしょう。
そのような方には値段が安くて国産メーカーの最上位モデルのスタッドレスタイヤであるTOYO OBSERVE GIZ2は検討する価値があるのではないでしょうか。
SUVやクロカンにはOBSERVE GSi-6もおすすめ
SUVやクロスカントリー車に乗っている方は専用スタッドレスとしてOBSERVE GSi-6もあります。
OBSERVE GSi-6は新設計のパターンデザインやプロファイルの最適化によってコントロール性能やハンドリング応答性を向上させています。
OBSERVE GIZ2とOBSERVE GSi-6がタイヤサイズ的に両方とも愛車に適合する場合は値段や特徴などを比較して購入することをおすすめします。
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