日本のメーカーで比較的値段が安いオールシーズンタイヤのTOYO CELSIUSの雪道での性能や寿命はどうなのかを解説します。
TOYO CELSIUSはこんな性能や特徴
路面状況を選ばない安定した走行性能を実現
オールシーズンタイヤ用として開発されたコンパウンドにはアクティブポリマーを採用しています。
EUのシビアスノー要件を満たした雪道性能を持ちながら、サマータイヤに必要な転がり抵抗性能の抑制と、ウェット性能を実現しています。
非対称のタイヤパターンでドライ・ウェット路面と雪道性能を両立
非対称のタイヤパターンを採用し、タイヤの内側で雪道性能を重視し、外側ではドライとウェットの性能を重視しています。
雪道性能
3Dグリップサイプが雪道でのグリップ力を、ジグザグブロックが雪道のトラクション性能を確保しています。
ドライ・ウェット性能
3Dグリップサイプは雪道でのグリップだけではなく、ドライ・ウェットのグリップ力も確保しています。
また、溝底補強ブロックや周方向連結ブロックが操縦安定性を確保しています。
TOYO CELSIUSと他のオールシーズンタイヤとの比較表
タイヤサイズが195/65R15の場合
値段は1本あたりのもの。当サイト調べ。
ブランド名 | 商品名 | 1本あたりの値段(税込) | 発売開始時期 | ロードインデックス | 速度記号 | 備考 |
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TOYOTIRE | CELSIUS | 約12,400円 | 2019年8月 | 91 | T | |
MICHELIN | CROSSCLIMATE 2 | 約15,000円 | 2021年10月 | 95 | V | XL |
GOODYEAR | 4Seasons Hybrid | 約17,700円 | 2016年8月 | 91 | H | |
DUNLOP | ALL SEASON MAXX AS1 | 約13,500円 | 2019年10月 | 91 | H | |
YOKOHAMA | BLUEARTH-4S AW21 | 約15,200円 | 2020年1月 | 91 | H | |
Continental | AllSeasonContact | 約13,800円 | 2021年9月 (全販路での発売は2023年2月から) | 95 | H | XL |
KUMHO | SOLUS 4S HA32 | 約7,300円 | 2021年3月 | 91 | H |
TOYO CELSIUSは日本の大手メーカーとしては値段が安いので、人気である理由もわかります。
YOKOHAMA BLUEARTH-4S AW21より値段が安い
日本メーカーのオールシーズンタイヤと比較して値段が安いのがCELSIUSのメリットのひとつです。
YOKOHAMA BLUEARTH-4S AW21と比べると約2割値段が安いです。
MICHELIN CROSSCLIMATE 2はタイヤサイズが豊富
CELSIUSを購入したかったけれどもタイヤサイズが無いという方はMICHELIN CROSSCLIMATE 2がおすすめです。
MICHELIN CROSSCLIMATE 2のタイヤサイズは83サイズあり、CROSSCLIMATE 2 SUVのタイヤサイズは32サイズあります。
値段は約2割高くなってしまうのがデメリットですが、タイヤフッドでの総合評価は上記の他のタイヤと比べると高いです。
Continental AllSeasonContactの評価の高さは魅力的
日本メーカーではなくても良いという方にはContinental AllSeasonContactも検討することをおすすめします。
AllSeasonContactはEUのメディアから高い評価を得ています。
例えばドイツの大手自動車雑誌であるAUTO BILDやイギリスのAUTO EXPRLESSから高い評価を得ています。
しかし日本では装着している人が少ないので評価やレビューが少ないというのがデメリットです。
値段はCELSIUSと比べて約1割高いです。
とりあえずオールシーズンタイヤが欲しい方はSOLUS 4S HA32がおすすめ
値段が安いオールシーズンタイヤがほしいという方はアジアンメーカーのSOLUS 4S HA32があります。
CELSIUSと比較して値段が約6割で購入できるのがメリットです。
しかし、現状でタイヤフッドでの総合評価が4点未満です。
CELSIUS CARGOもラインナップ
CELSIUSシリーズにはビジネスバン専用のCELSIUS CARGOもラインナップされているのがメリットです。
貴重な商用車向けのオールシーズンタイヤですので、ハイエースなどに乗っている方にもおすすめです。
CELSIUS CARGOのタイヤサイズは195/80R15 107/105N LTです。
TOYO CELSIUSはオールシーズンタイヤとしては購入しやすい
日本ではオールシーズンタイヤはメジャーではないので、あまりユーザーがいないのがデメリットです。
しかし、オールシーズンタイヤは夏と冬のシーズンでタイヤが1セットですみ、タイヤ交換もその都度必要がないので、コストが抑えられるというメリットがあります。
そのなかでもTOYO CELSIUSは日本メーカーのオールシーズンタイヤとして値段が安い為、初めてオールシーズンタイヤを購入する方にも比較的手軽に購入できるのではないでしょうか。
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