アルトワークスの車検を受けるのにあたって代車を借りました。その車に装着されていたスタッドレスタイヤがイエローハットの専売品であるプラクティバアイスBP02でした。
約10日位ですが、色々な路面状況でプラクティバアイスBP02で走行する機会がありましたので、メリットやデメリットをレビューします。
値段が安いのに国産メーカー製造
プラクティバアイスBP02が気になっている人は他の国産のタイヤと比較して値段が安いので気になっている方もいるのではないでしょうか。
値段が安いと性能が悪かったり、どこが製造しているかわからないと不安ですが、プラクティバアイスBP02の製造国は日本ですので国産です。価格が安いスタッドレスタイヤは中国製など海外製の商品も少なくない中、国産が嬉しいかたも多いでしょう。

コストパフォーマンスが高い日本製のスタッドレスタイヤが欲しい方には検討する価値がありそうだね。

中国製などの海外スタッドレスタイヤでも評価が高い商品もあるけどね
国産で製造元はヨコハマゴムです。日本で横浜ゴムを知らない方はいないのではないでしょうか。
ブリヂストンやヨコハマなどと比較して値段が安い
イエローハット プラクティバアイスBP02のメリットとして、製造元のヨコハマゴムのスタッドレスなどと比較して値段が安く購入することが可能なのがメリットです。
私が値段を調査したところヨコハマのiceGUARD IG60と比較して2割以上安く、ブリヂストンの最上級モデルのブリザックVRX3と比較して半額位の値段で購入することが出来ます。
オートバックス ノーストレック N5も値段が安い
オートバックスでも日本製のプライベートブランドのスタッドレスタイヤであるノーストレック N5を販売しており、こちらも値段が安いです。値段を調べたところプラクティバアイスBP02と同じ値段でした。イエローハットが近くにない方はこちらも検討しても良いでしょう。
個人的な意見ですが、同じ値段であれば発売開始が新しく、店舗数が多いのでオートバックスのノーストレック N5を購入した方が良いと思います。
イエローハット プラクティバアイスBP02のレビュー
実際にレビューで使用した車両はニッサンデイズでタイヤサイズは155/65R14 75Qです。製造年月は2023年の40週の製品です。
氷上性能は悪くないが最近のスタッドレスには敵わない
去年の12月の中旬は札幌市内はアイスバーンやブラックアイスバーンの路面が多く、北海道民でも気を遣う状況でした。アイスバーンでの発進やブレーキング性能はまずまずというところで、良くも悪くもないといったところです。冬道での安全運転をしていれば問題有りませんが、ブリヂストンのブリザックVRX3と比較すると滑るのがデメリットです。
カーブや交差点の右左折でも滑って怖いということは有りませんが、やはりブリザックVRX3の方が性能や安心感は上です。

どんなに性能が高いスタッドレスタイヤでも滑るときは滑るよ
雪道では特に不安なことは無かった
圧雪路面などの雪道では特に性能が悪いといったり、ブレーキが効かないと感じることは有りませんでした。若干効きが悪いかもしれないと感じることはありましたが、全く問題ないレベルでした。
山道でも走行性能の不満は無し
実際に北海道の峠である中山峠を走行しましたが、他の車の流れについていくことも問題なく、下りのカーブで滑って曲がらなったり、曲がりにくいということも無かったので十分な冬道性能を発揮してくれました。
タイヤのノイズが若干気になることもあった
プラクティバアイスBP02はVRX3と比較するとパターンノイズが気になりました。今回装着したのが軽自動車ということもあってか、特にドライの路面で40km/h以上の速度だと気になりました。雪道ではとくにうるさいと感じることは有りませんでした。
高速道路を走る機会がある方は静粛性が高いスタッドレスタイヤにした方が良いかもしれません。
経年劣化したタイヤ等から履き替えるとそこまで気になるレベルではないと思いますが、静粛性が高い夏タイヤから履き替えるとうるさいと感じてしまう方もいるかもしれません。私も静粛性が高いブリザックVRX3やナンカンのAW-1と比較すると静粛性は低いと感じました。
今回はレビューの為に意識していたけれどもスタッドレスタイヤで走行するのに慣れている北海道民や東北の方は特にうるさいと感じないかもしれません。
在庫が少ないのもデメリット
12月には完売になっているタイヤサイズもあり、今回テストした155/65R14 75Qという軽自動車のサイズも既に完売でした。ですので、購入したい方は早めにした方が良いです。
値段が安いスタッドレスタイヤを大手カー用品店で購入したい方におすすめ
ブリヂストンのブリザックVRX3などの国産最上級モデルと比較すると氷上性能や静粛性能で劣る部分はありましたが、やはり価格の安さは魅力的です。
値段が安いスタッドレスタイヤを購入したい方は、日本製のスタッドレスタイヤだけではなく、海外製のスタッドレスタイヤも検討することをおすすめします。
しかし、海外製のタイヤはよくわからなくて不安という方や、ネット通販でタイヤを購入したくないという方もいるでしょう。
そのような方にプラクティバアイスBP02は検討してほしい商品の一つになります。
海外メーカーのタイヤも検討して欲しい
海外メーカーのスタッドレスタイヤは性能が悪いと思っている方もいますが、日本に向けて製造されている商品や北海道などでテストされていて国産タイヤと比較して遜色のない製品も多くあります。ですので、イエローハットの国産スタッドレスタイヤだけではなく、そのような商品とも予算などを考慮しつつ比較検討することをおすすめします。
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