ファルケンのプレミアムタイヤであるアゼニスFK510は、国産のメーカーのそれと比較して価格が安いですが、ユーザーからの評判が悪かったり、寿命が短かったりすることは無いのでしょうか。
新しくプレミアムタイヤとしてFK520(L)が発売になりました。さらにウェット性能やライフ性能が向上しているので、値段などを比較して検討することをおすすめします。
アゼニスFK510をおすすめしたい方
・ドライだけではなくウェットでのグリップ性能も欲しい方
・高速道路などの長距離移動が多い方
・セダンやミニバンに乗っていて運転の楽しさと快適性を両立させたい方
・FK520より値段が安いタイヤを探している方
ファルケンアゼニスFK510の評判
ファルケンのタイヤは日本での販売本数はダンロップなどと比較すると決して多いとは言えず、性能や評判が心配という方も多いでしょう。
ファルケンのタイヤは特に欧州からの評判が良く、ヨーロッパの雑誌であるwheelsやACE LENKRADなどでは10本以上あるタイヤの中から1位を獲得しているだけではなく、ドイツの自動車連盟であるADACが実施するタイヤテストでも1位を獲得するなど評判や評価は高いです。
アゼニスFK510の寿命は短くないのか
タイヤ溝確認したら前輪3万kmは持ちそうな気がしてきた。後輪は1万kmなので流してばかりなのが明らかな乗り方🤣もう一回後輪FK510かなぁ車検前
— K2(なまえ:けいぢ)🧊 (@K2_PC_981S) April 1, 2023
ユーザーからのインプレで3万キロくらい持ちそうというのもありましたので、寿命は短くはないでしょう。
ファルケンのパフォーマンスイメージだと5段階評価中4ですので悪くないです。
静粛性は高い(うるさくない)のか
こないだファルケンのFK510に替えたらすごく静かになった(・ω・)
— motzch (@MZK__Q) August 1, 2023
ユーザーからはアゼニスFK510に履き替えたら静粛性が高くなったというレビューが有りました。
また、静粛性が高いだけではなく走行性能も高いというレビューが有りました。
ファルケンのパフォーマンスイメージで静粛性は5段階評価中4です。
ファルケンアゼニスFK510の性能や特徴
高速安定性能の高さ
タイヤの接地圧分布を最適化する非対称のタイヤパターンや外側のトレッドを高剛性化することによって、高い高速走行時の安定性を実現しています。
ウェット性能
広くて深い主溝とブレードサイプとが相まって排水性を高め、高い耐ハイドロプレーニング性能を実現しています。
また、新材料開発技術によりタイヤの接地面のみ柔らかくすることに成功しています。
ことにより、濡れた路面でも路面の接地面積を増加させ、高いウェットグリップ性能を実現しています。
サーキット性能
FK510は高速域での運動性能が高いタイヤですので、サーキットでの走行も十分楽しめるという評判も有りました。
ファルケンにはRT615K+というハイグリップスポーツタイヤもありますが、こちらのタイヤはドライグリップが高い分、ウェットでのグリップ性能やタイヤ寿命が犠牲になっています。
ですので、快適性も欲しいけれどもたまにはサーキットも走れるスポーツタイヤがほしいという方はミシュランのパイロットスポーツ4や4Sなども比較検討することをおすすめします。
パイロットスポーツ4との違い
ファルケンアゼニスFK510の購入を検討している方はミシュランパイロットスポーツ4と迷っている方も多いと思います。
ミシュランパイロットスポーツ4もウェットの性能が高いプレミアムスポーツタイヤとして評価が高いです。
違いとしてはタイヤサイズがパイロットスポーツ4の方が多いのと、取扱店が多いのがメリットです。
アゼニスFK510と他の値段の比較
タイヤサイズが205/50R17の場合
値段は1本あたりで税込み。当サイト調べ
転がり抵抗係数やウェットグリップ性能は205/50R17でのもの
ブランド名 | 商品名 | 値段 | タイヤサイズ | 転がり抵抗係数 | ウェットグリップ性能 | ロードインデックス | 速度記号 |
ファルケン | アゼニスFK510 | 約16,900円 | 17~22インチ | 93 | Y XL | ||
ミシュラン | パイロットスポーツ 4 | 約21,000円 | 16~21インチ | ↑ | ⇡ | ||
⇡ | プライマシー 4+ | 約21,900円 | ↑ | A | b | 93 | W XL |
ダンロップ | ビューロVE304 | 約24,000円 | 15~21インチ | A | a | ⇡ | ⇡ |
パイロットスポーツ4は高いがよりスポーティ
アゼニスFK510とパイロットスポーツ4の値段を比較すると値段は約2割アゼニスFK510の方が安いのがメリットです。
パイロットスポーツ 4のメリットとしてはよりスポーツ性能が高い点、タイヤサイズが多い点、販売している店舗が多い点が挙げられます。
パイロットスポーツ4はスポーティさと快適性を兼ね備えたプレミアムタイヤです。
さらに静粛性や快適性がほしいという方はプライマシー 4+をおすすめします。
アゼニスFK510 SUVの評判
アゼニスFK510には4WD車やSUV向けのタイヤとしてアゼニスFK510 SUVも発売されています。
自動車メーカーからの評判
トヨタのヤリスクロスGR SPORTに純正採用されています。ヤリスクロスGR SPORTは実用性が高く、スポーティーな走行性を兼ね備えている車で評判がいいです。
トヨタの新車に純正採用されるということはメーカーからの評価も高いということではないでしょうか。
FALKEN AZENIS FK510 SUV
とかコスパいいからオススメだよー。— ZERO (@ZERO1536) July 31, 2021
アゼニスFK510 SUVとパイロットスポーツ 4 SUVとの違い|値段の比較
タイヤサイズが255/45R19の場合
値段は1本あたりで税込み。当サイト調べ
転がり抵抗係数やウェットグリップ性能は255/45R19でのもの
ブランド名 | 商品名 | 値段 | タイヤサイズ | ロードインデックス | 速度記号 |
ファルケン | アゼニスFK510 SUV | 約27,200円 | 17~22インチ | 104 | Y XL(ZR19) |
ミシュラン | パイロットスポーツ4 SUV | 約39,400円 | 17~23インチ | 100 | V |
アゼニスFK510 SUVとパイロットスポーツ4 SUVの値段を比較すると3割くらい安いのがメリットです。
パイロットスポーツ4 SUVはパイロットスポーツ4 と同じようにタイヤサイズが多いのと、販売している店舗が多いのがメリットです。
まとめ
アゼニスFK510およびアゼニスFK510 SUVは他の日本メーカーのプレミアムタイヤと比較すると値段が安い印象です。
運転する楽しさ・高速性能・快適性能の高いバランスを持ったタイヤが欲しいという方におすすめです。また、後継モデルのFK520(L)も比較検討することをおすすめします。
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