FALKEN AZENIS FK520LとFK520はどこが違うのか | 評価や性能について解説

FALKEN AZENIS FK520LとFK520はどこが違うのかFALKEN

高いハンドリング性能やグリップ性能を持ったタイヤのひとつとしてFALKEN AZENIS FK520(L)があります。ハイパフォーマンスカーに乗っている方はBRIDGESTONEのPOTENZA S007AやヨコハマのADVAN Sport V107などと迷っている方もおおいでしょう。

そこでこの記事ではFALKEN AZENIS FK520の特徴と他のタイヤとの値段や評価などを比較します。

この記事ではFK520とFK520Lの両方について解説します。

FALKEN AZENIS FK520/520Lをおすすめする方
・高いドライとウェットのグリップ性能を両立させたい方
・ハイパフォーマンスセダンやクーペに乗っている方
・ブリヂストンやヨコハマのプレミアムスポーツタイヤの値段は高いと思う方
・天候を問わず高速道路などで長距離移動をする方

FALKEN AZENIS FK520とFK520Lとの違い


FALKEN AZENIS FK520とFK520Lとの大きな違いはAZENIS FK520はEMTというタイヤの空気圧が無くなっても一定距離が走行可能なタイヤです。イメージとしてはランフラットタイヤに近いです。
このことにより、タイヤがパンクしてもある程度走行できるので安心感があります。

その他の性能に関しては大差はありませんが、AZENIS FK520Lの方が選択できるタイヤサイズが多いです。

AZENIS FK520/520Lの特徴


AZENIS FK520では独自の非対称タイヤパターンを採用し、ハンドリング性能と高速時の安定したウェット性能を実現したFALKENのフラッグシップタイヤです。

グリップ性能

非対称タイヤパターンの外側には大きなタイヤブロックを採用しています。このことにより、コーナリング時のグリップと自在なハンドリングを実現しています。

ウェット性能

幅広の縦溝を設けることによって高い排水性を確保し、ウェットでの高速時でも安定した走行を実現しています。
また、全てのタイヤサイズでウェットグリップ性能は最高ランクのaを取得しています。

ライフ性能

高いドライとウェットグリップを保ちながら、新コンパウンドを採用することによってライフ性能を向上させています。

転がり抵抗は24サイズでA、36サイズでBを取得しています。

FALKEN AZENIS FK520Lと他のタイヤとの比較表

タイヤサイズが225/45ZR17の場合
値段は1本あたりで税込み。当サイト調べ
転がり抵抗係数やウェットグリップ性能は225/45ZR17でのもの

ブランド名商品名値段タイヤサイズ転がり抵抗係数ウェットグリップ性能ロードインデックス速度記号エクストラロード
FALKEN AZENIS FK520L約18,000円17~21インチ

(FK520は18,19インチ)

Ba94Y
BRIDGESTONE REGNO GR-XIII約35,000円15~20インチAa91W
POTENZA S007A約34,000円16~21インチCb94Y
YOKOHAMA ADVAN dB V553 約32,000円14~21インチAa91W
MICHELIN PRIMACY 4+約25,000円16~21インチAa94W
PILOT SPORT 5約24,000円17~21インチAa94Y
DUNLOP VEURO VE304 約25,000円15~21インチAa94W

AZENIS FK520Lは他のプレミアムタイヤやフラッグシップタイヤと比較して値段が安いのがメリットの一つです。

BRIDGESTONE REGNO GR-XIIIは走行性能・静粛性・ウェット性能を実現しているがデメリットもある

REGNO GR-XIIIは高次元で走行性能と空間品質を実現していますし、2024年に発売開始されたタイヤですが、AZENIS FK520Lと比べると値段は2倍近く高いのがデメリットです。

また、REGNOシリーズにはミニバン専用のREGNO GRVⅡや軽自動車専用のGR-Leggeraがあります。

POTENZA S007Aはさらにスポーティーだがコンフォート性能にも配慮されている

優れたスポーツ性能と高速性能を持ちながら快適性能も欲しいという方はPOTENZA S007Aも検討することをおすすめします。
但し、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能はAZENIS FK520Lの方が優れています。

とにかく静かなタイヤが欲しい方はYOKOHAMA ADVAN dB V553がおすすめ

静粛性に拘りたいという方はYOKOHAMA ADVAN dB V553もおすすめです。

値段はAZENIS FK520Lと比べると1.8倍くらい高いですが、上質な静かさは魅力的なので、家族で旅行などの長距離移動を楽しみたいといった方や、ハイパフォーマンスセダンなどに乗っている方におすすめです。

DUNLOP VEURO VE304は転がり抵抗係数が優れている

住友ゴム工業プレミアムタイヤだとDUNLOP VEURO VE304もあるので、そちらと迷っている方も多いでしょう。

VEURO VE304はAZENIS FK520Lと比べると1.4倍くらい値段は高いですが、転がり抵抗係数はAです。また、15インチからタイヤサイズを展開しているのもメリットです。

また、特殊吸音スポンジを搭載しているので、静粛性が高いのも特徴です。

まとめ

欧州で高いタイヤテストの評価を得ていたAZENIS FK510の進化モデルとしてAZENIS FK520Lが発売されました。
ドライ・ウェット・ライフ性能の優れたバランスが取れたタイヤを購入したいという方にはFK520Lはおすすめのタイヤといえます。

また、プレミアムタイヤやフラッグシップタイヤを安い値段で装着したいという方にもおすすめです。

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