NorthContact NC6はContinentalで初めての日本およびアジア戦略スタッドレスタイヤということや値段も日本メーカーと比べると比較的安いということもありますし、オートバックスなどでも取り扱っている店舗もあるということあって、購入を検討されている方も多いでしょう。
14インチからのタイヤサイズラインナップ
日本の冬道の路面状況に合わせて作られたタイヤ
Continental NorthContact NC6の評価やレビュー
ドライやウェットでもコントロールしやすいという評価
ドライやウェットでの路面でもタイヤがヨレたりたわんだりしにくくコントロールしやすいといった評価があります。
都内もだいぶ冷え込んでる
タクシーも冷え込んでる
繁華街も冷え込んでる模様体調を考えて
朝の仕事はやめときます今日がダメなら明日がある
PS
今回スタッドレスタイヤを
コンチネンタルにしたのですが
以外と良い感じ!首都高速でもよれない
参考までに
NorthContact NC6 225/45R18 95T XL pic.twitter.com/PuVpigReJ5— かつひと@個人タクシーさかい東京タクシー物語 (@katsuhito1) January 24, 2023
乗り心地も悪くなく燃費も悪くないという評価
スタッドレスタイヤはサマータイヤと比べると乗り心地が悪かったり、燃費も悪くなるといったこともあります。
NorthContact NC6に関していうと静粛性・燃費・乗り心地に関してサマータイヤと比較して遜色ないという評価があります。
コンチのスタッドレス『ノースコンタクトNC6』の走行性能確認結果です👍
・雪上、氷上性能
グリップ力がよく、ブレーキ性能に問題ありません
・静粛性、燃費
ドライでもとても静かで、燃費は0.5下がる程度です
・ドライ、ウェット性能
高速道路の走行安定性問題なし、ウェットでも安定性があります— じゅーん@10/6五つ子女子会 (@Kasumin_0123_16) February 11, 2023
国産のスタッドレスタイヤと比較すると氷上性能が低いという評価
ユーザーによってはヨコハマのスタッドレスタイヤと比較するとNorthContact NC6はアイスバーンでの上りで国産タイヤで滑らなかった路面で滑ったというレビューが有りました。
気温が低くアイスバーンになりやすい地域に住んでいる方で不安な方は国産の氷上性能が高いスタッドレスタイヤ(BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3やYOKOHAMA iceGUARD 7など)にしたほうが良いかもしれません。
先シーズン前にコンチのノースコンタクトNC6って安いタイヤにしたら、斜度のある凍結路面で滑る。YOKOHAMAで過去に滑った事がない坂で滑る。登れないわけじゃないけど。良くない。でも雪のない舗装路面とか高速道路のロードノイズとかカッチリ感はサマータイヤのソレにかなり近い。良し悪し。
— So HSGW (@SoH_21) February 7, 2023
峠越えでも問題ないという評価
国産スタッドレスタイヤと比べてアイスバーン路面では滑るという評価もありましたが、一方で峠越えでも特に不安な点は無かったという評価もあります。
VikingContactシリーズのノウハウや技術を採用したタイヤ
NorthContact NC6はVikingContactシリーズで培ったノウハウや技術を採用し、アジアおよび日本向けに設計されたスタッドレスタイヤです。
ノルディックコンパウンド+で低温でもグリップ力を確保
日本の冬の低温環境下でもゴムが柔軟性を保つため、路面に追従しグリップ性能を確保しています。
また、低温耐性も有るため、経年劣化しにくい特性を持っています。
雪の道志みち〜山中湖〜三国峠でコンチネンタルのスタッドレスNC6(ノースコンタクト6)をレビュー。積雪は少なかったけど凍結路が溶けはじめてシャーベット状になっているところあり。平坦や多少のアップダウンではそこそこのペースを保ったままグリップを失うこともなく問題なし pic.twitter.com/xq17nx6L2M
— 蟹場リズム (@CanivaRythm) February 26, 2023
Continental NorthContact NC6の性能
ゲッコーグラブパターンで氷上や雪上のグリップ力を確保
非対称のタイヤパターンを採用し、多方向に溝と無数のサイプ・立体的なエッジを刻むことで氷上や雪上の強力なグリップ力を実現しています。
千鳥トレッドパターンで静粛性を実現
スタッドレスタイヤであっても雪道や氷上路面の走行だけではなく、ドライやウェット路面を走行する機会も多いでしょう。
千鳥のようなジグザグの溝や形状が打撃音を減少させ、ノイズ周波数を分散させることによって高い静粛性を確保しています。
速度記号がTという高い高速性能
日本のメーカーのスタッドレスタイヤは速度記号がQというのがほとんどです。
速度記号はそのタイヤが走行できる最高速度を表し、Qは160km/hが最高速度です。
それと比較してNorthContact NC6は速度記号がTですので、最高速度190km/hです。
そこまで公道で速度を出すことはありませんが、高速性能が高いという証ではないでしょうか。
NorthContact NC6と他の低燃費タイヤとの値段の比較表
比較条件:
タイヤサイズが165/60R15の場合
値段は1本あたりの税込の値段で当サイト調べ
ブランド名 | 商品名 | 1本あたりの値段(税込) | 発売開始時期 | ロードインデックス | 速度記号 | 備考 |
Continental | NorthContact NC6 | 約9,200円 | 2019年9月 | 77 | T | |
YOKOHAMA | iceGUARD IG70 | 約20,000円 | 2021年9月 | 77 | Q | |
YOKOHAMA | iceGUARD IG60 | 約10,800円 | 2017年9月 | 77 | Q | |
GOODYEAR | ICE NAVI 8 | 約16,300円 | 2021年8月 | 77 | Q | |
DUNLOP | WINTER MAXX WM03 | 約18,400円 | 2020年8月 | 77 | Q | |
DUNLOP | WINTER MAXX WM02 | 約12,800円 | 2016年8月 | 77 | Q | |
TOYOTIRE | OBSERVE GIZ2 | 約16,200円 | 2020年8月 | 77 | Q | |
TOYOTIRE | WINTER TRANPATH TX | 約10,200円 | 2017年8月 | 77 | Q | ミニバン・SUV用 |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX2 | 約17,200円 | 2017年9月 | 77 | Q | |
NANKANG | AW-1 | 約8,000円 | 2020年8月 | 77 | Q |
国産メーカーだと従来モデルの商品も値段が比較的安い
YOKOHAMA iceGUARD IG70はメーカーの最新のスタッドレスタイヤで氷上性能が高いのがメリットですが、値段が高いのがデメリットです。
国産メーカーのスタッドレスタイヤが欲しいけれども値段が高い商品は抵抗が有るという方はiceGUARD IG60などもおすすめです。
従来モデルとは言っても数年前は最上位モデルでしたので、狙い目ではないでしょうか。
現在も生産されておりますし、多くの店舗で購入することが出来るでしょう。
値段に関してはNorthContact NC6と比べると1割以上高いですが、iceGUARD IG70と比べると安いのがメリットです。
PIRELLI Ice Zero Asimmetricoも日本向けに開発されたタイヤ
上記の比較表にはありませんが、価格が安い海外メーカーのスタッドレスタイヤとして、PIRELLI Ice Zero Asimmetricoも日本の冬向けに開発されたスタッドレスタイヤですので、海外製のスタッドレスタイヤに興味が有る方はこちらの商品も比較検討する価値があります。
アジアンスタッドレスタイヤだとさらに安い
アジアンスタッドレスタイヤだと例えばナンカンのAW-1は日本でテストして開発しているのでおすすめです。
ナンカンのAW-1は私のスイフトスポーツに装着しているインプレを公開予定です。
日本の路面状況でも比較的安心ではないか
Continentalはドイツのタイヤメーカーですが、NorthContact NC6は日本の冬道の路面状況に合わせて作られたスタッドレスタイヤですので、国産スタッドレスタイヤと比較して値段が安くても比較的安心と言えるのではないでしょうか。
海外メーカーのスタッドレスが不安ということであれば、上記のように国産メーカーのスタッドレスタイヤも探せば安い商品があるので、そちらも検討すると良いでしょう。
さらに性能の高いVikingContact 7もおすすめ
値段はNorthContact NC6と比べると高くなってしまいますが、VikingContact 7は最新の技術が使われているので、そちらも国産メーカーの最上位モデルと比較することをおすすめします。

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