ContinentalのスタッドレスタイヤNorthContact NC6の評価や静粛性について

NorthContact NC6Continental

NorthContact NC6はContinentalで初めての日本およびアジア戦略スタッドレスタイヤということや値段も日本メーカーと比べると比較的安いということもありますし、オートバックスなどでも取り扱っている店舗もあるということあって、購入を検討されている方も多いでしょう。

VikingContact 7より安い価格設定
14インチからのタイヤサイズラインナップ
日本の冬道の路面状況に合わせて作られたタイヤ
冬道性能はVikingContact 7の方が上

Continental NorthContact NC6の評価やレビュー

NorthContact NC6

ドライやウェットでもコントロールしやすいという評価

ドライやウェットでの路面でもタイヤがヨレたりたわんだりしにくくコントロールしやすいといった評価があります。

乗り心地も悪くなく燃費も悪くないという評価

スタッドレスタイヤはサマータイヤと比べると乗り心地が悪かったり、燃費も悪くなるといったこともあります。

NorthContact NC6に関していうと静粛性・燃費・乗り心地に関してサマータイヤと比較して遜色ないという評価があります。

国産のスタッドレスタイヤと比較すると氷上性能が低いという評価

ユーザーによってはヨコハマのスタッドレスタイヤと比較するとNorthContact NC6はアイスバーンでの上りで国産タイヤで滑らなかった路面で滑ったというレビューが有りました。

気温が低くアイスバーンになりやすい地域に住んでいる方で不安な方は国産の氷上性能が高いスタッドレスタイヤ(BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3やYOKOHAMA iceGUARD 7など)にしたほうが良いかもしれません。

峠越えでも問題ないという評価

国産スタッドレスタイヤと比べてアイスバーン路面では滑るという評価もありましたが、一方で峠越えでも特に不安な点は無かったという評価もあります。

VikingContactシリーズのノウハウや技術を採用したタイヤ
NorthContact NC6はVikingContactシリーズで培ったノウハウや技術を採用し、アジアおよび日本向けに設計されたスタッドレスタイヤです。

ノルディックコンパウンド+で低温でもグリップ力を確保
日本の冬の低温環境下でもゴムが柔軟性を保つため、路面に追従しグリップ性能を確保しています。

また、低温耐性も有るため、経年劣化しにくい特性を持っています。

Continental NorthContact NC6の性能

ゲッコーグラブパターンで氷上や雪上のグリップ力を確保

非対称のタイヤパターンを採用し、多方向に溝と無数のサイプ・立体的なエッジを刻むことで氷上や雪上の強力なグリップ力を実現しています。

千鳥トレッドパターンで静粛性を実現

スタッドレスタイヤであっても雪道や氷上路面の走行だけではなく、ドライやウェット路面を走行する機会も多いでしょう。
千鳥のようなジグザグの溝や形状が打撃音を減少させ、ノイズ周波数を分散させることによって高い静粛性を確保しています。

速度記号がTという高い高速性能

日本のメーカーのスタッドレスタイヤは速度記号がQというのがほとんどです。
速度記号はそのタイヤが走行できる最高速度を表し、Qは160km/hが最高速度です。

それと比較してNorthContact NC6は速度記号がTですので、最高速度190km/hです。
そこまで公道で速度を出すことはありませんが、高速性能が高いという証ではないでしょうか。

NorthContact NC6と他の低燃費タイヤとの値段の比較表

比較条件:

タイヤサイズが165/60R15の場合
値段は1本あたりの税込の値段で当サイト調べ

ブランド名商品名1本あたりの値段(税込)発売開始時期ロードインデックス速度記号備考
ContinentalNorthContact NC6約9,200円 2019年9月77T
YOKOHAMAiceGUARD IG70約20,000円2021年9月77Q
YOKOHAMAiceGUARD IG60約10,800円2017年9月77Q
GOODYEARICE NAVI 8約16,300円2021年8月77Q
DUNLOPWINTER MAXX WM03 約18,400円2020年8月77Q
DUNLOPWINTER MAXX WM02約12,800円2016年8月77Q
TOYOTIREOBSERVE GIZ2 約16,200円2020年8月77Q
TOYOTIREWINTER TRANPATH TX約10,200円2017年8月77Qミニバン・SUV用
BRIDGESTONEBLIZZAK VRX2 約17,200円2017年9月77Q
NANKANGAW-1 約8,000円2020年8月77Q

国産メーカーだと従来モデルの商品も値段が比較的安い

YOKOHAMA iceGUARD IG70はメーカーの最新のスタッドレスタイヤで氷上性能が高いのがメリットですが、値段が高いのがデメリットです。
国産メーカーのスタッドレスタイヤが欲しいけれども値段が高い商品は抵抗が有るという方はiceGUARD IG60などもおすすめです。

従来モデルとは言っても数年前は最上位モデルでしたので、狙い目ではないでしょうか。
現在も生産されておりますし、多くの店舗で購入することが出来るでしょう。

値段に関してはNorthContact NC6と比べると1割以上高いですが、iceGUARD IG70と比べると安いのがメリットです。

PIRELLI Ice Zero Asimmetricoも日本向けに開発されたタイヤ

上記の比較表にはありませんが、価格が安い海外メーカーのスタッドレスタイヤとして、PIRELLI Ice Zero Asimmetricoも日本の冬向けに開発されたスタッドレスタイヤですので、海外製のスタッドレスタイヤに興味が有る方はこちらの商品も比較検討する価値があります。

アジアンスタッドレスタイヤだとさらに安い

アジアンスタッドレスタイヤだと例えばナンカンのAW-1は日本でテストして開発しているのでおすすめです。

ナンカンのAW-1は私のスイフトスポーツに装着しているインプレを公開予定です。

日本の路面状況でも比較的安心ではないか


Continentalはドイツのタイヤメーカーですが、NorthContact NC6は日本の冬道の路面状況に合わせて作られたスタッドレスタイヤですので、国産スタッドレスタイヤと比較して値段が安くても比較的安心と言えるのではないでしょうか。

海外メーカーのスタッドレスが不安ということであれば、上記のように国産メーカーのスタッドレスタイヤも探せば安い商品があるので、そちらも検討すると良いでしょう。

さらに性能の高いVikingContact 7もおすすめ


値段はNorthContact NC6と比べると高くなってしまいますが、VikingContact 7は最新の技術が使われているので、そちらも国産メーカーの最上位モデルと比較することをおすすめします。

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