GOODYEARのスタッドレスタイヤであるICENAVI7は国内メーカーのスタッドレスタイヤと比較して価格が安いので気になっている方も多いでしょう。
価格が安い分、性能や評価はそれなりなのでしょうか。
GOODYEAR ICENAVI7の評価やレビュー
国産のスタッドレスタイヤとしては比較的安いという評価
BRIDGESTONEやYOKOHAMAのスタッドレスタイヤと比較して安かったので購入したけれども性能は悪くないという評価がありました。
グッドイヤーのタイヤ初💦
アイスナビ7
軽自動車155/65R14
特価でとにかく安かった!
1本3800円
4本でも15000円
※タイヤのみです。
性能的ではそれほど悪くないと店員さんも言ってましたので信用します❗️
秋に予備のホイールに取り付けてもらいますそれまで車庫の奥に保管しておきます(^o^;) pic.twitter.com/qrdtCnKYzu— セッシー♿️😌♨️🍶‼️ (@Nk8uAIrt1iS6pvj) May 13, 2023
BRIDGESTONEのVRX2の方が制動距離が短いという評価
使用環境やタイヤの状態にもよると思いますが、ICENAVI7よりBRIDGESTONEのVRX2やDUNLOPのWINTERMAXXの方が雪道性能が高いという評価があります。
しかし、ICENAVI7も雪道性能が悪いわけではありません。
バイティング・スノー・デザインを採用し、アイスナビ6と比較して雪上性能は向上しています。
きたく
アイスナビ7からブリザック2に変えてからはじめての雪道だったが、明らかにブレーキかけたときの制動距離が短い
アイスナビくんは安いけど残念くんのようだ🙍♀️
— メイ (@Myftg58jhu5wK) December 14, 2021
新しいスタッドレス(ICENAVI7)、WINTERMAXXと比べるとちょっと劣る感じがあるが、こっちの道だと特に問題なさそう。お値段も手頃だし良いタイヤだわ。
— SAKURA87🌸 (@Sakura87_net) December 24, 2022
柔軟性が高いゴムで氷上性能も向上
ICENAVI6からカップリング剤のアクアフィラーを継続して採用し、さらに柔軟性が高いゴムであるエキストラ・コンタクト・コンパウンドを採用することによって、氷上の細かい凹凸にも密着し、グリップ性能を高めています。
20km/hから停止時までの氷上ブレーキ性能はICENAVI6比で指数で7%向上しています。
また、新トレッドパターンやパターンエッジ成分をICENAVI6から13%アップしたことにより、さらに氷上での安定したコーナリングが可能となりました。
タイヤの寿命が長いという評価
ICENAVI7を装着しているユーザーの中には1万km走行してもあまりタイヤが摩耗していないので寿命が長いという評価があります。
去年買ったICENAVI7、そこそこ食ってて1万キロ+永世中立村何回か走っても全然減らなかった
— YSOC股份有限公司 (@YSOC_Inc) November 10, 2021
転がり抵抗性能は新しいタイヤデザインを採用したことにより、接地形状を最適化し偏摩耗を抑制しています。
転がり抵抗はICENAVI6比で指数で4%低減しています。
ウェット性能も悪くない
ユーザーのインプレでは見かけられませんでしたが、ウェットでの性能もアイスナビ6より向上しています。
4本のストレートグルーブをバランスよく配置することによってハイドロプレーニング現象を抑制しています。
ウェット時のブレーキ性能は100km/hで2%向上しています。
GOODYEAR ICENAVI7と他のスタッドレスタイヤとの比較表
タイヤサイズが195/65R16の場合
値段は1本あたりの税込の値段で当サイト調べ
ブランド名 | 銘柄 | 1本あたりの値段(税込) | 発売開始時期 | ロードインデックス | 速度記号 |
---|---|---|---|---|---|
GOODYEAR | ICE NAVI 7 | 約15,600円 | 2017年8月 | 92 | Q |
ICE NAVI 8 | 約19,800円 | 2021年8月 | ⇡ | ⇡ | |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX3 | 約26,700円 | 2021年9月 | ⇡ | ⇡ |
BLIZZAK VRX2 | 約21,000円 | 2017年9月 | ⇡ | ⇡ | |
DUNLOP | WINTER MAXX WM02 | 約15,800円 | 2016年8月 | ⇡ | ⇡ |
YOKOHAMA | iceGUARD IG70 | 約24,300円 | 2021年9月 | ⇡ | ⇡ |
iceGUARD IG60 | 約16,900円 | 2017年9月 | ⇡ | ⇡ | |
TOYOTIRE | OBSERVE GIZ2 | 約19,600円 | 2020年8月 | ⇡ | ⇡ |
OBSERVE GARIT GIZ | 約11,000円 | 2014年8月 | ⇡ | ⇡ | |
MICHELIN | X-ICE SNOW | 約19,800円 | 2020年8月 | 92 | H |
PIRELLI | ICE ZERO ASIMMETRICO | 約12,000円 | 2022年7月 | ⇡ | ⇡ |
ICE NAVI 8より約2割安い
ICE NAVI 8の方が氷上性能などは高いですが、ICE NAVI 7の方が2割くらい値段が安いのはメリットです。
YOKOHAMA iceGUARD IG60より安い
ICE NAVI 7と比較して迷うのがYOKOHAMAのiceGUARD IG60やDUNLOPのWINTER MAXX WM02といったところです。
iceGUARD IG60よりは安いですが、WINTER MAXX WM02との値段はあまり変わりません。
発売年月はICE NAVI 7の方が新しいです。
TOYO OBSERVE GARIT GIZはさらに安い
TOYOのOBSERVE GARIT GIZはICE NAVI 7より約3割安いので、国産メーカーの値段が安いスタッドレスタイヤを探している方にはおすすめです。
ただし、発売開始時期が2014年8月と他のスタッドレスタイヤと比較すると古いのがデメリットです。
TOYOにはOBSERVE GARIT GIZの後継モデルでOBSERVE GIZ2という商品も有りますが、そちらも値段が安いです。
TOYOのスタッドレスタイヤOBSERVE GIZ2の性能や評判について
ICENAVI7は北海道でも比較的安心といえるのではないか
ICENAVI7は日本専用設計のスタッドレスタイヤで製造も日本です。
当然北海道の冬道の状況も配慮されテストが行われています。
ですので、圧雪やアイスバーンと場所や気温などによって刻々と変化する北海道の路面でもICENAVI7は安心だといえるのではないでしょうか。
ICENAVI6よりさらに氷上と雪上性能が向上
ICENAVI7はタイヤの寿命をICENAVI6から犠牲にすることなく氷上性能と雪上性能が向上しています。
BRIDGESTONEのVRX3やYOKOHAMAのiceGUARD7の性能が高いのは解るけれども、価格が高いと思っている方はICENAVI7も検討してみることをおすすめします。
また、GOODYEARではICENAVI7よりさらに氷上性能や静粛性が高いICENAVI8も販売しています。
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