GOODYEARのスタッドレスタイヤICENAVI7の評価や性能

GOODYEAR(日本グッドイヤー)

GOODYEARのスタッドレスタイヤであるICENAVI7は国内メーカーのスタッドレスタイヤと比較して価格が安いので気になっている方も多いでしょう。

価格が安い分、性能や評価はそれなりなのでしょうか。

GOODYEAR ICENAVI7の評価やレビュー

アイスナビ7の評価と性能

国産のスタッドレスタイヤとしては比較的安いという評価

BRIDGESTONEやYOKOHAMAのスタッドレスタイヤと比較して安かったので購入したけれども性能は悪くないという評価がありました。

BRIDGESTONEのVRX2の方が制動距離が短いという評価

使用環境やタイヤの状態にもよると思いますが、ICENAVI7よりBRIDGESTONEのVRX2やDUNLOPのWINTERMAXXの方が雪道性能が高いという評価があります。

しかし、ICENAVI7も雪道性能が悪いわけではありません。
バイティング・スノー・デザインを採用し、アイスナビ6と比較して雪上性能は向上しています。

柔軟性が高いゴムで氷上性能も向上

ICENAVI6からカップリング剤のアクアフィラーを継続して採用し、さらに柔軟性が高いゴムであるエキストラ・コンタクト・コンパウンドを採用することによって、氷上の細かい凹凸にも密着し、グリップ性能を高めています。

20km/hから停止時までの氷上ブレーキ性能はICENAVI6比で指数で7%向上しています。

また、新トレッドパターンやパターンエッジ成分をICENAVI6から13%アップしたことにより、さらに氷上での安定したコーナリングが可能となりました。

タイヤの寿命が長いという評価

ICENAVI7を装着しているユーザーの中には1万km走行してもあまりタイヤが摩耗していないので寿命が長いという評価があります。

転がり抵抗性能は新しいタイヤデザインを採用したことにより、接地形状を最適化し偏摩耗を抑制しています。

転がり抵抗はICENAVI6比で指数で4%低減しています。

ウェット性能も悪くない

アイスナビ7 ウェット
ユーザーのインプレでは見かけられませんでしたが、ウェットでの性能もアイスナビ6より向上しています。

4本のストレートグルーブをバランスよく配置することによってハイドロプレーニング現象を抑制しています。

ウェット時のブレーキ性能は100km/hで2%向上しています。

GOODYEAR ICENAVI7と他のスタッドレスタイヤとの比較表

タイヤサイズが195/65R16の場合
値段は1本あたりの税込の値段で当サイト調べ

ブランド名銘柄1本あたりの値段(税込)発売開始時期ロードインデックス速度記号
GOODYEARICE NAVI 7約15,600円2017年8月92Q
ICE NAVI 8約19,800円2021年8月
BRIDGESTONEBLIZZAK VRX3約26,700円2021年9月
BLIZZAK VRX2約21,000円2017年9月
DUNLOPWINTER MAXX WM02 約15,800円2016年8月
YOKOHAMAiceGUARD IG70 約24,300円2021年9月
iceGUARD IG60約16,900円2017年9月
TOYOTIREOBSERVE GIZ2約19,600円2020年8月
OBSERVE GARIT GIZ約11,000円2014年8月
MICHELINX-ICE SNOW約19,800円2020年8月92H
PIRELLIICE ZERO ASIMMETRICO約12,000円2022年7月

ICE NAVI 8より約2割安い

ICE NAVI 8の方が氷上性能などは高いですが、ICE NAVI 7の方が2割くらい値段が安いのはメリットです。

YOKOHAMA iceGUARD IG60より安い

ICE NAVI 7と比較して迷うのがYOKOHAMAのiceGUARD IG60やDUNLOPのWINTER MAXX WM02といったところです。

iceGUARD IG60よりは安いですが、WINTER MAXX WM02との値段はあまり変わりません。
発売年月はICE NAVI 7の方が新しいです。

TOYO OBSERVE GARIT GIZはさらに安い

TOYOのOBSERVE GARIT GIZはICE NAVI 7より約3割安いので、国産メーカーの値段が安いスタッドレスタイヤを探している方にはおすすめです。

ただし、発売開始時期が2014年8月と他のスタッドレスタイヤと比較すると古いのがデメリットです。

TOYOにはOBSERVE GARIT GIZの後継モデルでOBSERVE GIZ2という商品も有りますが、そちらも値段が安いです。

TOYOのスタッドレスタイヤOBSERVE GIZ2の性能や評判について

ICENAVI7は北海道でも比較的安心といえるのではないか


ICENAVI7は日本専用設計のスタッドレスタイヤで製造も日本です。
当然北海道の冬道の状況も配慮されテストが行われています。

ですので、圧雪やアイスバーンと場所や気温などによって刻々と変化する北海道の路面でもICENAVI7は安心だといえるのではないでしょうか。

ICENAVI6よりさらに氷上と雪上性能が向上

ICENAVI7はタイヤの寿命をICENAVI6から犠牲にすることなく氷上性能と雪上性能が向上しています。

BRIDGESTONEのVRX3やYOKOHAMAのiceGUARD7の性能が高いのは解るけれども、価格が高いと思っている方はICENAVI7も検討してみることをおすすめします。

また、GOODYEARではICENAVI7よりさらに氷上性能や静粛性が高いICENAVI8も販売しています。

 

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